旅とカメラと…最新記事

#244 『カメラとブラともみ』お勧め撮影スポット〜秋の南伊豆

Podcastの第244回をお届けします。音声で聴く方は一番下に。文字で読みたい方はここからどうぞ。

南伊豆の撮影スポットを紹介

こんにちは!カメラマンの大野朋美です。

私、大野朋美が、いろんな地域を、写真を撮りながら紹介していくYouTube番組、『カメラとブラともみ』では、毎回、収録日から、公開してご覧いただけるようになるまで1ヶ月くらいの日にちをいただいてます。シーズンがずれてしまうのは心苦しいのですが、制作上、どうしてもそうなってしまいます。

映像制作の佐藤さんと、かなり時間を掛けて作っているので、ご理解いただけるとありがたいです。

そういうわけで、このポッドキャストでは、ちょうど1年前に収録した撮影スポットを、シーズンに合わせた時期にあらためてご紹介していくことにしました。

今回は『カメラとブラともみ〜秋の南伊豆』でご紹介した撮影スポットに、あらためて触れてみたいと思います。

南伊豆の下田、龍宮窟、石廊崎をご紹介していきます。早速、行ってみましょう!

南伊豆の撮影スポット下田ペリーロード

最初に訪れたのは伊豆下田のペリーロードです。

ペリーロードのペリーは、もちろんあのペリーさんです。ペリー艦隊が下田に上陸し、交渉のために向かった了仙寺までの小径で、今は川沿いの風情ある町並みが、観光地となっていました。

柳の枝が揺れる川沿いに、古民家や蔵が並んでいる古い街並みは日本全国に残っていますよね。そんな中、ここはスタートから了仙寺までの距離が400mほどだそうで、こじんまりとしていましたが、川に橋がいくつも架かっていて、古民家といい具合に撮影できるスポットがいくつもありました。絵になる場所がぎゅっと凝縮されていました。

実は、最初にお断り申し上げましたが、下田を訪れる季節としては、6月がお勧めかもしれません。川沿いの道には紫陽花が多く植えられていましたし、立ち寄った喫茶店ぺぺの見事なブーゲンビリアが花を咲かせる季節も6月だそうですので。

このときは車で行きましたが、品川から伊豆急下田駅まで約3時間です。車は横浜からだったのですが、3時間半くらい掛かりました。というのも、高速を使えるのは、伊豆の修善寺あたりまで。そのあとはずっと下道を走ることになります。まあ山道なので信号は少ないですが、カーブの多い道となります。

南伊豆の撮影スポット龍宮窟

伊豆下田から次に向かったのは、龍宮窟です。ここへは、車で行くしかないのですが、伊豆下田からさらに南下すること4〜50分ほどだったでしょうか。

インスタ映えする写真が撮れるということで、ちょっと話題になっている場所です。

どんな風に「映え」なのかというと、ここは海の波によって長い年月かけて削られた洞窟なのですが、どこかのタイミングで天井部分が崩落したそうです。

その崩落して出来た形がハート形に見えるということなのです。

たしかにカップルが多くて、そのハートを背景に写していましたが、これについてはあくまで私の所感ですが、上から見下ろしたときのハート形というのは、まあギリギリハートに見えなくもないってくらいでした。あのハート形に出来る2つの山があっただけでね。あ、でも佐藤さんは、ハートに見えましたよと言ってました。いずれにしても面白い地形に違いはないです。

そしてここはやっぱり洞窟の中からの写真がお勧めですね。洞窟へ階段を降りて行った先に、ぱっと開けるのですが、そこで、「あー!」とか「おー!」とか、訪れた人の全員から声が出てましたね。

というのも、ここは洞窟の天井がぽっかり空いていて、その下に波が入り込んできていて、不思議な空間が出来ています。これは映像をご覧いただいた方が分かりますね。おそらくここはそれほど有名ではないのですし、黙って知人に見せたらきっと、「えー!南の島にでも行ってきたの?」って聞かれるような写真が撮れます。

南伊豆の撮影スポット石廊崎

最後に訪れたのは、伊豆半島最南端の石廊崎です。ここへは龍宮窟からさらに1時間ほど車を走らせました。

石廊崎といえば白い灯台も有名ですが、私が心に残っているのは、岬の先端にあった石室神社と熊野神社です。映像ではすごく強い風が吹く中を撮影していますが、そんな風の吹き付ける岸壁に埋め込まれたように建てられていて、よくこんな場所に造ったなと思える石室神社や、その周辺の地形も変わっていて、まさに伊豆のジオパークといった印象でした。

石廊崎は、そもそも夕日を撮影しようと思って訪れたのですが、ここの駐車場で、夕日の撮影スポットはこの灯台のある石廊崎とは別の場所だと教えられまして。それで神社を撮影したあと、急いで車を走らせて再び移動しています。結局ギリギリ間に合ったと言っていいのかどうか、なんとか写真は撮りましたが。

石廊崎の夕日を撮影するなら「あいあい岬」というスポットを目指してくださいね。

というわけで、この日はけっこう強行軍となりました。ご自身で来るときは、ドライブでもツーリングでも、伊豆温泉宿などに1泊しながらゆっくり回るプランを立てるのがお勧めですね。

さて次回、12月にご紹介するのは栃木、宇都宮です。

ではまた来週、火曜朝7時にお会いしましょう!

→番組登録はこちら

無料メルマガ登録はこちら

→7日間無料メール講座「ひとつ上の写真を撮ろう!」

このページの先頭へ