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#257『カメラとブラともみ』お勧め撮影スポット〜早春の南房総

Podcastの第257回をお届けします。音声で聴く方は一番下に。文字で読みたい方はここからどうぞ。

南房総へ春を探しに

こんにちは。カメラマンの大野朋美です。

今日、2022年2月1日は旧暦のお正月ですが、明後日3日は節分、そして立春です。まだ寒さは続いていますが、少し日が長くなったなと、夕方5時頃に外を歩いていて気づきました。

さて私、大野朋美が、いろんな地域を、写真を撮りながら紹介していくYouTube番組、『カメラとブラともみ』は、制作パートナーの佐藤さんと、しっかり時間を掛けて作っているので、毎回、収録から約ひと月後の配信となっています。そこでちょうど1年前の2月に収録した撮影スポットを、あらためてご紹介していくシリーズをポッドキャストで行っています。

昨年の2月にロケをしたのは『カメラとブラともみ〜早春の南房総』でした。

2月になると、春の足音を聞きたくなってきませんか? 私は寒さが苦手というのもあって、少しでも早く春を感じたくなるのですが。そこでこの回では南房総を撮影地に選びました。千葉県は、鋸山や、菜の花の撮影スポットを探す旅をご紹介します。
早速、行ってみましょう!

最初に海辺のカフェから旅は始まりました。「音楽と珈琲の店 岬」は鋸山のふもと、明鐘岬(みょうがねみさき)にあります。海の家のような木造の建物は旅情を誘うようなたたずまいでした。

ここは、小説『虹の岬の喫茶店』の舞台にもなったカフェで、この小説は映画化され、映画『ふしぎな岬の物語』のロケもこちらで行われました。映画ではこのお店の店主を吉永小百合さんが演じています。

鋸山の地獄のぞき

目の前に広がる東京湾を眺めながら、あったかい珈琲をいただいた後、わたしたちは鋸山へ向かいました。鋸山は写真好きに人気のスポットです。切り立った崖の先端が鼻のように突き出ている、通称『地獄のぞき』の写真を、インスタグラムなどで一度は見かけたことがあるのではないでしょうか。

鋸山には「日本寺(にほんじ)」というお寺があって、御本尊は薬師瑠璃光如来の大仏です。このとき、大仏の横にあった梅が満開で、梅の花と大仏の写真が撮れましたので、ちょうどこの時期に訪れるのがお勧めです。

訪れる前に知っておいていただきたいことが、ひとつあります。大仏様から地獄のぞきまでの階段はほんと心臓やぶりです。そのぶん、ここを登った先の地獄のぞきからの眺めは壮観でしたし、達成感もあったことはたしかです。でも映像撮影の佐藤さんと、ここの階段が訪れた中で一番キツかったと、いまだに話していることもまた、たしかです。

菜の花を探して房総フラワーラインを走る

ここからさらに春を見つけに行こうということで、菜の花が咲く房総フラワーラインを目指して車を走らせるのですが、菜の花が咲いているスポットを見つけられないまま、房総半島最南端の野島埼灯台まで行ってしまいました。

ここでは、ちょっと素敵な出会いもあったのですが、これについては本編をご覧いただければと思います。

野島埼灯台付近を写真に撮った後、ようやく菜の花の咲くフラワーラインに辿り着いたのですが、どこにあったのかというと・・・灯台から西に車を走らせること30分くらいだったでしょうか。「アロハガーデンたてやま」という施設の前の道沿いにありました。私たちは国道410号線を走っていたのですね。その道沿いにあると思っていたからです。でも実際には、その道から少し外れたところにありました。菜の花が咲いているのは、ここだけではないみたいですので、行ってみられるときは、あらためて調べてみてください。

インスタグラムでも人気の原岡桟橋へ

最後に、富士山の見える撮影スポット、「原岡海水浴場」を訪れました。菜の花の写真も撮ったし、東京に戻ろうとしてたのですが、東京を戻る途中、JR内房線の富浦駅の近くにありました。ここは木製の桟橋が残っていて、富士山に向かって桟橋が海の上に伸びています。ここもインスタグラムで人気のスポットとなっているようです。

この日はあいにく、ほとんど富士山は見えませんでしたが、夕暮れ時に桟橋の街灯が灯って、物語の世界のような写真が撮れました。三脚を持っていかれて、長時間露光で写されると、幻想的な写真が撮れるのでお勧めです。

この時期、春が恋しくなったら、南房総をドライブしてみることをお勧めします。

ではまた来週、火曜朝7時にお会いしましょう!

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