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#231 夏に撮りたい写真アイディアをご紹介します

Podcastの第231回をお届けします。音声で聴く方は一番下に。文字で読みたい方はここからどうぞ。

夏の暑さを感じる写真か、それとも涼を感じる写真か

こんにちは。カメラマンの大野朋美です。

いや、暑いですね〜。でも暑いことを除いたら、なんだか寂しい夏だなと感じていて、何か足らないなあと思って・・・それで気づいたのですが、花火の写真をあまり見かけないなと。

先週の土曜あたりが、例年なら全国で花火大会が開催されるピークだったと思うのですが。昨年に引き続き、今年も開催がかなり減ってるみたいですね。

まあでも、夏の風物詩的な写真と言えば、花火だけじゃない!
ということで、今回は夏らしい写真の撮影アイディアをご紹介してみようと思います。

まず一口に“夏らしい”と言っても、それを暑さを感じる写真と、涼を感じる写真の、2種類に分けて考えてみたいと思います。

なぜなら、これらを分けて考えてみることがおススメだからです。それはより被写体へのイメージがハッキリするので、撮影する時に暑いのか、それとも涼しげなのかをイメージすれば、「伝わる写真」に繋がるからです。

夏に撮りたい写真アイディア

まず夏の写真と言えば、最初に言いましたけど、打ち上げ花火があります。

これはドーンという大音響の音とか、人混みのイメージも手伝って、暑いイメージかなと思います。

でも一方で、線香花火は、ちょっと涼しげな感じじゃないですか? 暗闇に儚い線香花火は、ちょっと寂しいイメージもあるからですね。

他に夏らしい写真といえば・・・いま向日葵を思い浮かべた方も多いんじゃないでしょうか。やっぱり夏といえば向日葵ですよね。で、向日葵はどっちのイメージかというと、暑い方ですよね。

まさに燃える太陽のような花ですからね。

他にも夏の花といえば、朝顔があります。これはどちらでしょう? こちらは涼しげなイメージじゃないでしょうか。ひとつには夏とは言え、少し涼しい時間帯である朝をイメージするからということと、あとは色が紫だったり青かったりすることも、涼しげなイメージですよね。

じゃあサルスベリの花はどうでしょう? サルスベリは暑いイメージかなと私は思いますが。やっぱり色のイメージって大きいですよね。

対象が赤や黄色いものだと暑さを感じさせますし、青系とか白なんかだと涼を感じます。

また夏といえば、忘れてはならないのが、入道雲ですね。

写真に入道雲が写っていれば、どんな風景も夏になります。

海と青空に浮かぶ入道雲は鉄板でしょう。

さあ、さらにドンドン挙げていきますね。

夏の風物詩といえば、他に、風鈴とか、団扇、扇風機、そしてかき氷とか。

かき氷は、氷と書いた暖簾もいいですね。あとラムネとか、氷の入った冷たい飲み物もいいですね。グラスに付いた水滴が涼しさを表すので、上手く写したいです。

冷えてはいても、ジョッキに入ったビールは…暑さを感じさせますね。

他に食べ物だと、素麺は、涼しげなイメージですね。スイカはどうでしょう? 暑いイメージかなあ。冷たいけど、見た目は暑いかなあ…。

風景に、麦わら帽子を被っている人や日傘をさしている人、白いTシャツやノースリーブの女性などが風景にちょっと入れば、夏って感じがします。浴衣もそうですね。

いかがでしょう、ひとつでも、何かこれは写してみようかと思ったものがあったでしょうか。ぜひ撮影の参考にしてみてくださいね!

ではまた来週、火曜朝7時にお会いしましょう!

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