珈琲(コーヒー)を上手に写真に撮るテクニック

1. コーヒーはオシャレに撮りたい

コーヒーを写真に撮ってみたことありますか?写してみて、どんなでしたか? ・・・まあ普通に撮れたけど、なにか違う、なにかもの足らない。なんて思ったことはありませんか?
コーヒーはどうすればかっこよく撮れるのか。オシャレに撮るコツや、コーヒーの湯気を撮るテクニック、グラスに注がれたアイスコーヒーの撮り方などを、下の動画で解説しました。これを観ていただくだけで、すぐにその方法が分かります。

0:00 コーヒーをおしゃれに撮るコツ
1:35 コーヒーの湯気を写す方法
3:13 アイスコーヒーやグラスに入った冷たい飲み物を美味しそうに撮るコツ

動画より文章で読みたい方は、ここから説明していきます。

2. コーヒーをオシャレに撮る方法

まずはコーヒーを撮ってみました。それがこちら。

どう思います?良いと思いますか、それとも悪いと思いますか?

良くもなく、悪くもないかな、と思ったのではないでしょうか。

ではこちらはどうでしょう?

先ほどの写真と比べて、こちらの方が飲んでみたいと思いますよね。こっちの方がオシャレで素敵に見えます。

最初の写真と何が違うのか。それは、表面に光が反射しているのです。これは上にあったライト(照明)の光を、わざと入れるようなアングルで写しました。
このように、ちょっと光を写し込んであげると、コーヒーが、美味しそうで、素敵な雰囲気の写真になります。

ただ、あまりたくさんの光を入れると逆効果なので、1つか、2つまでにしておいた方がいいです。

また家で写すときは、ライトを上手く利用して、このように写す工夫ができると思いますが、お店で写すときは条件が揃わないと、必ず出来るとは限りません。座る場所によってライトとの位置関係が決まってしまって上手くいかない場合がありますし、そもそもライト自体が小さい球だったり、天井が高かったりすると難しいかもしれません。

あとは、照明じゃなくても、窓から差し込む光を利用してもいいですね。

3. コーヒーの湯気の写し方

ホットコーヒーは、やっぱり湯気が写ると嬉しいですよね。でも湯気を写すのって、なかなか難しいです。湯気が上手く写ってくるには、いろいろと条件が揃わないといけないんです。では湯気が写るための条件とは何でしょうか。

まず背景が暗いところを選びます。背景が明るいと下の写真のようになります。湯気が出ていても、これじゃあ見えませんよね。

だから背景が暗いところを選びます。

でも難しいのは、そこの場所全体が暗くてもダメなんですよね。湯気には光が当たっていないとダメなんです。湯気って、水蒸気じゃないですか。水蒸気に光が反射してるから、湯気って目に見えているので。

そもそも湯気がほんのちょっとしか出ていなければ、それもまた分かりづらいんです。なので、出来るだけ注がれたらすぐに、たくさん湯気が出ているうちに写すのがいいでしょう。

湯気を写すことだけを考えれば、簡単なのは、コーヒーを真上から写せば、背景となるコーヒー自体が黒い液体なので、湯気が写ってきやすいです。

7. アイスコーヒーの上手な撮り方

暑い日には、アイスコーヒーが飲みたくなりますね。そこで氷の入った冷たいアイスコーヒーを写してみました。

この写真は、雰囲気はカッコいいけれど、冷たさが今ひとつ伝わってこないように思えませんか? ではこの写真はどうでしょう。

こっちの方が、氷の入った冷たいアイスコーヒーの感じが出ています。これは写真を写すときの光の向きがポイントです。逆光となる方向や、斜め後ろくらいから、グラスに光が当たっていれば、このように写すことができます。

いかがでしたか? ぜひ参考にして、素敵なコーヒーの写真を撮ってみてくださいね!

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