オススメ撮影地をレポートしてます
「おひなまつり」の開催期間に合わせて、日田駅周辺で「おさんぽフォト」してきました。日田といえば豆田町の街並みが有名ですが、日田駅正面から三隅川に向かって歩くコースも、お勧めです。
1. 日田駅〜三隅川
訪れた日 2018年2月25日
日田駅から三隅川へ向かって歩き、最初に訪れたのがこちらのお醤油屋さん「源治郎左右衛門 五醤蔵」
福岡から参加していた女性が、ここのお醤油おいしいよね、と教えてくれたので入りました。
ちょうど、おひなまつりの会場でもあったし、入場無料で撮影OKとのことでした。
ありがたいです。
文化的にも価値のある、お雛様のコレクションが飾られています。
こちらの店では、奥にある味噌、醤油、そしてラムネ工場の見学もさせてもらえます。
15分程度の時間的余裕があれば、どうぞ。私たちは回って見せていただきました。
こちらを後にして、そのまま真っ直ぐ行けば、すぐに三隅川に出ます。
駅から川まで徒歩10〜15分といったところ。
ちなみに日田は、古くは天領(江戸幕府の直轄地)だった町と聞いていたので、この写真は、少し江戸時代を意識した風合いに仕上げました。
川から引き返し、駅の反対側、豆田町を目指します。
途中「てまり工房」の看板が目に留まり、入ってみました。
大小、いろとりどりの手鞠が、小さな店内いっぱいに飾られていました。
ここは、お年を召した女性が1人でやっていて、聞けば、お祖母さんの代から、彼女で3代目だとか。
ご自分の作品はもちろん、お祖母さんの作品も飾られていたり、また全国から送られてきたものも飾っています。
また、これもすごいですね。
土で出来た雛人形。大事にされていました。
2. 日田祇園山鉾会館
ユネスコ無形文化遺産に登録された「日田祇園祭」は、開催が夏ですが、山鉾会館では年中、山鉾が観られるということで足を運びました。
入館料大人¥310。写真撮影OK。
高さ、約12mの山鉾がズラリと並んでいて、圧巻でした。
2階から見渡すこともできます。
これを目の当たりにしたら、やはり本番の活躍が観たくなりますね。
3. 豆田町
日田駅から徒歩約10〜15分に豆田町があります。
これまでとは、打って変わってたくさんの観光客で賑わっていました。
かつての豪商の、立派な町屋が立ち並びます。
玄関の戸の上にある飾りは「白々(ばいばい)」
日田祇園祭で山鉾に飾られた後、こうやって玄関先に飾って魔除けにしているそう。
最初に訪れたのは、おひなまつり会場として一番有名な「草野本家」。
入場料¥500。撮影NGということでした。
ただ文化的価値の高い、歴史あるお人形たちが観られます。
そこで、写真を撮る人に一番お勧めなのが「雛御殿」
醤油屋さんの奥にあります。
入場料¥300の有料ゾーンはぜひ。
入口の狭さとはうらはらに、中は驚くほど広いので、全部見て回るのに、30分くらいは必要です。
この大部屋にところ狭しと飾られているのは、地方独特の「おきあげ雛」と「吊るし雛」
さげもん(吊るし雛)は、柳川にもありました。
初めて観たけれど、こういうのを「御殿飾り雛」というそう。
現代のモダンなお雛様もありました。
こちらはなんとブラックの衣装。
最後に「薫長酒造」へ立ち寄りました。
蔵を改装したギャラリーが奥にあります。
2018年の「おひなまつり」開催期間は2月15日〜3月31日
公式サイト
https://www.oidehita.com/
4.グルメ
山あいの歴史ある町のイメージからして、蕎麦屋さんが多いのかなと思っていたのですが、
ソバはソバでもやきそば屋さんが多かったです。
「日田やきそば」は、B級グルメで最近有名だそうで、福岡からの参加者もみんな知っていました。
一方、蕎麦饅頭は名物になっていて、大抵の和菓子屋さんで売られています。
ばら売りにも対応してくれたので私は3個買ってみましたが、ペロリだったので、10個くらい買ってもよかったかなと。
5. 補足情報
*日田までは高速バスが便利。
鉄道は、2017年の水害の影響で、光岡〜日田間はバスがピストン運行。
日田での旅の様子はPodcastでも語っています。
日田での出会い/Podcast#52