上田の写真撮影スポット/長野県上田市

 

オススメ撮影地をレポートしてます

『第15回上田城千本桜まつり』とのタイアップ企画で『おさんぽフォト』を開催しました。初めて訪れた上田城と上田の街ですが、歩いてみてオススメの、撮影スポットをご紹介します。

 

1. 上田城

訪れた日 2018年4月14、15日

まずは上田城の顔、『東虎口櫓門(ひがしこぐちやぐらもん)』
この写真は前日の夕方18時頃に撮ったもの。土曜日だったけれど、この時間帯だからなのか人も少なかったです。日曜日の昼間は、かなりの人出で、人けの少ない写真を撮るのは無理でした。

おさんぽフォト開催の日は、あいにくの曇り/雨模様。2018年は桜の開花が全国的にかなり早く、上田も開花が10日ほど早かったようです。八重桜だけは満開でした。

門の右手の石垣にある『真田石』。かなり大きい。6tあるそうです。

今回は、ボランティアガイドさんに案内していただいて、いろいろと教えてもらいました。

正面は『西櫓』。この下の道を歩くシーンは、映画『たそがれ清兵衛』の撮影で使われたそうです。

真田城には天守閣がなかったとされていたそうですが、金の鯱瓦が見つかったことで、いやいやあったのではないかと、まだまだ調査中だそうです。このシャチホコは櫓門に上ったところに展示されています(有料)。

『東虎口櫓門』から入ってすぐに、『真田神社』があります。屋根には上田城の歴代城主『真田』、『仙石』、『松平』の家紋がありました。

『二の丸橋』の下の掘は、かつてここを走っていた電車、『真田傍陽(そえひ)線』のプラットホームの跡を残しています。ここを渡って櫓門へ。

二の丸橋の下の『けやき並木遊歩道』。新緑が美しい。秋の紅葉シーズンも楽しみです。

2. 柳町

上田城から徒歩10分くらい、上田駅からも坂道を上ること15分くらいで、街の観光スポット柳町に着きます。端から端まで歩いても、徒歩10分かからない程度の距離ですが、古い商家には、今も酒屋さんなど、小さなお店が並んでいます。

信州上田のイメージを考えて、背後の山々も入れて撮りました。ちょうど雨が上がって青空に霧が立ち上る風景が撮れました。

それにしても、町を歩けば、あちらこちらに真田の家紋である『六紋銭』のマークが見られ、真田人気を思わせます。

3. 上田駅周辺の街歩き

上田城からすぐのところに、立派なお屋敷の門があります。長野県上田高等学校とありますが、まさに今も高校生の通う学校の校門です。元々、上田藩主のお屋敷だったところに建てられ、門と掘は残したのだとか。

最後に、上田の町を歩いてみて、特徴的に思えたことを幾つか挙げておきます。

白壁土蔵の蔵があちらこちらに見られました。今も使われているようで、修繕工事しているところもありました。

集会所やキリスト教会なども、日本の木造建物で見つけることができます。

いたる所で用水路に出くわします。こういった風景が町のあちらこちらで見られます。

街には真田十勇士のキャラクター像が。これを探していけば、自然と観光スポットを巡ることになるのかな。

しなの鉄道上田駅の待合室に入ると、これが目に飛び込んできます。影絵作家として有名な藤城清治氏の作品。

あと、上田は映画のロケ地としてよく使われているようですし、アニメ映画『サマーウォーズ』では物語の舞台にもなりました。こういったロケ地巡りもいいかもしれませんね。

上田城公式サイト
http://www.ueda-cb.gr.jp/uedajo/

*現地までの主な交通
JR東京、大宮駅などから『新幹線はくたか』で
JR篠ノ井駅から、『しなの鉄道』で

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